全身脱毛が恥ずかしい…施術時の体勢や対処法について解説
脱毛施術を受けたいと思っていても、人前で肌を見せることやムダ毛に関する悩みを話すことに抵抗がある方も多いです。
特に、初めて脱毛を受けるお客様にとっては、どんな格好で施術を受けるのか分からず、不安に感じることもあるでしょう。
今回は、全身脱毛に恥ずかしさや不安を感じている方向けに、施術時の服装や流れ、実際サロンスタッフが何を考えているのか、解説していきます!
全身脱毛を受けるのが恥ずかしい…
まずは、脱毛施術を受けるお客様がどんな理由から、恥ずかしさを感じてしまうのかお話します。
- 全裸になるのが嫌
- 照射の刺激に反応してしまわないか心配
- 身体やムダ毛を見られるのが恥ずかしい
- 臭いや黒ずみが気になる
全裸になるのが嫌
全身脱毛を行う場合、基本的には下着も全て脱いで頂きます。人前で肌を必要以上に見せたり、着替えを行うことに抵抗があるお客様もいるようです。
しかし、全裸のまま施術ベッドに寝転ぶわけではなく、ほとんどの場合、紙ショーツやガウン(施術着)に着替えて頂きます。裸のまま施術を行うわけではなく、施術を行うタイミングまで露出することは、ありませんので安心してください。
照射の刺激に反応してしまわないか心配
脱毛施術は、特殊な光を肌に照射し、肌の奥で熱を発生させることで、発毛組織を徐々に壊していく方法です。このダメージを与えるときに、輪ゴムではじかれるような痛みを一瞬感じる場合があります。
強い痛みを感じると、ビクッと反射で身体が動いてしまったり、思わず声が出てしまったりすることがあります。無意識に起きることなので予防するのは難しいです。
痛みに反応してしまうのは、仕方のないことですし、多くのお客様が同じようなリアクションを取っていて、自分だけではありません。施術者にとっては良くあることなので気にしなくてOKです。
身体やムダ毛を見られるのが恥ずかしい
人前で肌を露出させたり、ムダ毛をまじまじと見られたりする状況は、日常ではなかなかありません。ましてやムダ毛や肌質に対してコンプレックスを持っているお客様は、じっと見られることに抵抗があるでしょう。
しかし、スタッフが事前に肌やムダ毛の状態をチェックするのは、安全性の確保や最大限に効果を引き出すためです。コンプレックスがあっても過度に気にせず、ムダ毛の無い肌を一緒に目指していきましょう。
臭いや黒ずみが気になる
デリケートゾーンやワキ脱毛を行う際、黒ずみや臭いが気になるお客様がいらっしゃいます。特に夏場などの汗ばむ季節は、蒸れやすくなるため、気になる方が多いようです。
しかし、脱毛サロンやエステサロンのスタッフは、「お客様をキレイにしたい」という想いをもって働いています。人それぞれ身体の違いがあることも理解しているため、臭いや黒ずみを指摘するスタッフはいません。
脱毛を重ねていくうちに、下着の中の蒸れが解消され臭いが気にならなくなったり、自己処理による摩擦が軽減されて黒ずみに関する悩みが解消することがあります。コンプレックスに感じている人も安心して通ってくださいね。
全身脱毛をするときの体勢は?
初めて全身脱毛を受ける際に気になるのが、体勢ではないでしょうか?
基本的に全身脱毛は仰向け、もしくはうつ伏せになった状態で行います。背中や腰など、着用していただいた施術着が邪魔になる部位は、まくし上げたり、ずらしたりしながら施術を行うので、途中で裸になることはありません。
表と裏で境目がつかないように目印をつけながら施術を行うため、大きく身体を動かすこともほぼ無いと思って良いでしょう。
お客様からの質問で多いのが、デリケートゾーンを処理する際の体勢。部位ごとに分けて、どのような体勢で行うのか詳しく説明していきます。
- Vライン
- Iライン
- Oライン
Vライン
ビキニラインとも言われるVライン。仰向けに寝転んだまま施術を行います。施術時もお客様の羞恥心に配慮して、紙ショーツをずらしながら施術を行います。
Iライン
仰向けで片足だけを曲げた体勢で行います。Vラインと同じく、紙ショーツを少しずつずらして施術します。
Oライン
肛門付近に生えたOラインのムダ毛は、うつ伏せ、横向き、四つん這いのどれかで施術を行います。
サロンやクリニックによって異なるため、気になる場合はカウンセリング時に確認をしましょう。どうしても抵抗がある場合は、遠慮なくスタッフにご相談ください。
脱毛施術時のスタッフの気持ちって…?
次に実際に脱毛サロンで働く私たちがどんなことを考えているかお話ししていきます。
私たちはプロとして1日に何人もの脱毛施術を行っています。お客様の体型や臭い、ムダ毛の量、肌質、一人ひとり異なるのは当たり前なので、身体の特徴に関して、特別何かを感じたり思ったりすることはありません。
また、研修ではスタッフ同士で施術を行うこともあるため、お客様が裸になることやデリケートゾーンなどを見せることに抵抗がある気持ちもよく分かります。
そのため出来る限り、素早く施術を終わらせられないか、ストレスなく通っていただくために痛みを感じていないか、体勢は苦しくないかなど、施術に集中しています。お客様の身体についてスタッフ同士で話すことはありませんので、安心してお任せください。
全身脱毛を恥ずかしいと感じる時の対処法
全身脱毛は1度経験すると「思ったより恥ずかしくなかった」と感じる方も多いですが、初めての方が緊張するのは当然です。次に、具体的な対処法についてお話していきます。
- 女性専用サロン、個室を選ぶ
- 施術の流れを確認しておく
- 痛みの少ない脱毛サロンを選ぶ
- 自己処理を忘れないように行う
- スタッフと話をする
女性専用サロン・個室を選ぶ
カウンセリングから施術まで女性スタッフが対応するサロンを選ぶのがポイントです。
女性だけではなく、男性向けの脱毛メニューを併用して展開するサロンも多くなってきました。クリニックではカウンセリングは男性医師が行うこともあります。心配な場合はしっかりと確認しておくと良いでしょう。
また、完全個室のサロンであれば、周りを気にせず着替えから脱毛施術まで行うことが可能です。
施術の流れを確認しておく
何が行われるか分からないまま、施術に臨むと不安が増してしまいます。どのような流れで行われるか知っておくと、当日もスムーズに終えることが可能です。
一般的には以下のような流れで施術は行われます。(サロンやクリニックによって、流れは異なります)
- 受付をする
- 用意されているガウンや紙ショーツに着替える
- 施術部位の確認をする
- 照射する
- ローションなどでアフターケアをする
全身脱毛の場合、1回にかかる施術時間は、医療脱毛の場合90〜120分、脱毛サロンであれば60〜90分ほど必要です。
痛みの少ない脱毛サロンを選ぶ
脱毛施術に反応してしまうのが気になるようなら、痛みが少ない脱毛サロンを選ぶのも手です。
クリニックなど医療機関で行われるレーザー脱毛は、エステサロンなどで行われる光脱毛より痛みを強く感じることが多いです。これは照射パワーの違いによっておきます。特にVIOやワキ、顔など毛が太い部分や皮膚が薄い部分は強い痛みを感じやすくなります。
痛みに弱い方や敏感肌の方は、通常よりも痛みに強く反応してしまうことがあるため、光脱毛を選んだり、医療脱毛の場合は麻酔が使えるクリニックを選んだりするようにしましょう。
自己処理を忘れないように行う
脱毛施術の予約1〜2日前にシェービングを行う必要があります。自己処理が漏れていると、施術を断られたり、スタッフがムダ毛処理を行ったりすることがあります。(うなじや背中など手が届かない範囲は、スタッフがシェービングを行います)
しっかりと自己処理をしておくと、お手入れを短時間で終えることができます。
スタッフと話をする
思い切って、恥ずかしさや不安をスタッフに伝えてください。
スタッフ自身、脱毛施術の経験者でお客様の気持ちを理解しています。施術着にプラスでタオルなどを使用したり、負担にならないようなお声がけを行ったりと、さまざまな対策を考え、お客様が楽しく通えるように工夫いたします。
全身脱毛の不安はカウンセリングで相談を
全身脱毛を行うと自己処理の回数がぐんと減ったり、肌トラブルに悩むことが少なくなったりと多くのメリットがあります。
しかし、「裸になるのが恥ずかしい」「コンプレックスを見られたくない」など考えるお客様もいらっしゃるでしょう。今回のコラムでは、不安な場面や対処法について解説していきました。
全身脱毛の場合でも、ガウンなどを着用した状態で施術を行いますし、脱毛のプロとして何人ものお客様を見ているスタッフの目を気にする必要もありません。
不安な部分はぜひ、カウンセリング時にご相談ください。