2021年12月01日

脱毛後に毛を抜くと効果は変わるの？正しい方法とケアを知ろう！

脱毛後に、少し生えている毛や処理済みの毛を抜きたくなることってありませんか？気になって、ついつい触って抜こうとしちゃう方も少なくないのかもしれません。今回は脱毛後の毛抜きで効果は変わるのか、自己処理からケアの方法まで、一緒に紹介するので、参考にしてくださいね！

脱毛後に毛抜きを使用してもOK？

脱毛施術後に、毛がぽろぽろと落ち始めるのは、一般的に２週間前後だと言われています。施術を受けると徐々に毛が抜けやすくなってきて、毛を抜きたい気分になってくるのですが、そこはグッとこらえることをおすすめします。

ムダ毛が抜けるかどうかの期間中にムダ毛を自分で抜いてしまうと、自然と落ちる毛とそうでない毛の見分けがつきにくくなり、どれくらい脱毛の効果がでたのかわからなくなってしまいます。

また、本来なら抜けない毛を無理に抜くことで、毛周期（毛が生えてから自然に抜け落ちるまでの周期）が不規則になる原因となり、思ったような効果を得ることができなくなることも…！脱毛ワックスやテープも同様なので自然に抜けるのを待つのが理想です。

脱毛施術後は肌が敏感になっていることが多いです。

肌がやけどしたようにヒリヒリと痛みを感じたり、ほてりを感じることもあります。このように肌がダメージを受けているときに、毛抜きを行うと痛みがより強くなってしまいます。

毛抜きで広がった毛穴に皮脂が溜まると、皮脂が次第に酸化してしまいます。酸化すると黒くなり、いちごのポツポツのような毛穴に！そして、毛抜きで抜ききれなかった中途半端なムダ毛が皮膚の中に残ってしまい、そのまま育ってしまい、埋没毛になってしまうことも。

毛抜きはムダ毛だけを抜いているつもりでも同時に毛穴を引っ張っているため、毛穴が傷ついてしまいます。

毛抜きを使ったことで傷ついた皮膚は、急いで修復作業を行い、それを繰り返すことで毛穴は分厚くなり、硬くなってしまうのです。また、傷ついた毛穴の傷口から細菌が入ると炎症を引き起こすので、毛嚢炎（もうのうえん）という吹き出物のような症状の原因になることもありますよ。

脱毛後に効果が現れるのは施術から２週間前後なので、すぐにムダ毛がなくなる訳ではありませんし、施術を受け初めのころは、まだ効果が実感ができないかもしれません。しかし、脱毛してから３日程度は、肌がダメージを受けて敏感な状態になっているため、自己処理は控えるようにしましょう。

脱毛サロンに通っている際に、自己処理する場合は、電気シェーバーがおすすめです。カミソリや除毛クリームは肌への刺激が強く、肌に炎症を起こす原因となります。また、自己処理をする際は、入浴後などの肌が清潔な状態のときに行いましょう！

ただ、お風呂やシャワーに入りながら自己処理を行うのは、お湯で肌がふやけている状態なので、表皮を傷つけてしまう可能性があります。また、ボディーソープを塗って毛を処理すると表面の油分を奪ってしまって、乾燥の原因となってしまいます。

お風呂上りから少し時間がたってから、ムダ毛の自己処理を行うようにしましょう。

脱毛後の肌は日焼けしやすくなっています。シミができやすくなるため、こまめに日焼け止めを塗りなおすことが大切です。また、併用して日傘やサングラスなど、さまざまなアイテムを活用するのがおすすめ！紫外線は１年中降り注ぐため、天気の悪い時や冬場でも、対策するように心がけましょう。

施術後はバリア機能が低下し、乾燥しやすくなっています。できるだけ低刺激の化粧水やクリームで全身を保湿してあげましょう。無香料・無添加・アルコールフリーのものが安心です。

また、うるおいのある肌は、照射が毛根までまっすぐ届くため、脱毛効果の向上が期待されます。同時に、照射時の痛みも和らぐのが嬉しいポイントです。

アルコールは血行をよくする作用があるため、脱毛後の火照った体に炎症を引き起こす可能性があります。運動も同様に、代謝が良くなり、体が温まるので赤みが強く出る可能性があるため控えたほうがいいでしょう。

もし、汗をかくことがあれば、保冷剤で冷やすなど、目安として2、3日は体を温めすぎないようにしてくださいね。

飲酒や運動と同様に、お湯につかると体が温まるため、脱毛当日は入浴せず、ぬるめのシャワーで済ませるのがオススメです。また、肌を刺激しないように、手でやさしく丁寧に体を洗うようにしてください。

脱毛後の肌は敏感ですが、毛抜きの使用は特に肌に負担がかかってしまいます。施術時だけでなく、日頃からの習慣やスキンケアを意識することで、毛穴も目立たなくなり、脱毛効果を高めることができますよ！今日から意識して、きれいな肌をつくっていきましょう！