2021年12月01日

乾燥肌でも脱毛できる？保湿ケアで効果を高めよう

だんだんと乾燥が気になり始める秋～冬にかけての時期。しっかりとスキンケアができていますでしょうか？

実は、肌が乾燥している状態での脱毛はリスクが大きく、場合によっては施術ができないケースもあるんです。そうならないためにも、日ごろからできる正しい保湿ケアをご紹介！乾燥知らずのスベスベな肌を目指していきましょう♪

目次
・乾燥肌だと脱毛ってできないの？
・脱・乾燥には保湿が必須
・日常での乾燥を避けるためには
・正しいスキンケアで脱毛効果を高めよう

乾燥肌だと脱毛ってできないの？

乾燥肌の状態

乾燥肌とは肌のうるおい・水分が不足している状態のことを言います。健康な肌は汗などの水分と皮脂が混ざりあってできた皮脂膜で覆われており、この天然の保湿クリームが少なくなると肌の乾燥を招いてしまうのです。

肌が乾燥してしまう理由は主に紫外線や年齢、生活習慣による影響が挙げられます。

また、乾燥すると細胞間脂質が減少してしまうので、皮膚の表皮細胞１つ１つが剝がれやすくなってしまいます。これによって、肌と衣類が擦れあったり、肌をひっかいたりすると、皮膚が粉状に目立ってしまい粉吹き肌になってしまうのです。

乾燥肌と脱毛の関連性

脱毛サロンで乾燥した肌にライトやレーザーを照射すると、元々水分量が少なかった肌の水分が更に失われてしまいます。水分が失われた肌はどんどん乾燥していき、肌が軽いやけど状態になってしまったり、シワができてしまったりすることもあります。

また、カミソリなどで自己処理をする場合も、乾燥と同じような状況に肌が追い込まれてしまいます。

カミソリを肌に当てると、ムダ毛と一緒に角質もそり落としてしまいます。このような状態になった肌は水分量が少なく、傷つきやすい状態になっているので、脱毛機の使用はなるべく避けたほうが良いでしょう。

脱・乾燥には保湿が必須

肌を保湿するメリット

保湿することで、水分が蒸発するのを防いだり、肌の柔らかさを保つことができます。そして、皮膚の角質層が柔らかくなることで、皮膚の中に埋もれていた毛も出てきやすくなるので施術の効果を向上させることができます。

また、乾燥している肌はバリア機能が低下しているため、フラッシュやレーザーを照射すると肌に大きな負担がかかり、ニキビや吹き出物、痒みなどの肌トラブルを起こす可能性が高くなってしまいますが、保湿をすることで肌トラブルのリスクを低下させることもできます。

保湿ケアのやり方（顔・体・VIO）

顔のケア

顔の皮膚は他の部位と比べてデリケートなため、保湿ケアを丁寧に行う必要があります。洗顔後、5分程度でお肌の水分量は減少し、洗顔前よりも乾燥した状態になってしまいます。すぐに化粧水で肌全体に水分を補給しましょう。最後に乳液やクリーム、白ワセリンで油分を補給することも忘れずに。

このとき、コットンで擦ったり、ふき取るような使い方はNGです。肌に刺激を与えないように、優しく肌ケアを行いましょう。

体のケア

スクラブや爽快感があるものなど、石鹸やボディソープには様々な種類がありますが、乾燥を防ぐにはなるべく低刺激のものを選ぶのがおすすめです。また、お風呂上りや脱毛後は、化粧水やボディクリーム等で十分に保湿しましょう。

胸やお腹、背中は衣類との摩擦でダメージを受けやすい部位ですので、肌触りがいい素材の服を着ることも大切です。

VIOのケア

VIOは皮膚が薄く、敏感な部位であるため、洗浄する際もボディーソープや固形石鹸をしっかりと泡立てて、優しく指で洗うことが大切です。保湿する際は、デリケートゾーン専用のクリームや敏感肌用のローションなど、低刺激タイプのアイテムを使いましょう。

日常での乾燥を避けるためには

お風呂の入り方に要注意

お肌に優しい40度以下のぬるめのお湯につかりましょう。熱めのお風呂に入ると、皮膚の表面から水分を保つ働きをする天然保湿成分や細胞間脂質が流失し、必要以上に皮脂を落としてしまいます。

紫外線に気を付ける

脱毛後は肌が炎症しやすい状態になっているので、日焼け止めや日傘、帽子などの日焼け対策アイテムを活用する必要があります。特に冬から春にかけての時期は湿度が低下しているので、バリア機能が低下しがちに。皮膚のターンオーバー（古い皮膚が新しい皮膚に生まれ変わること）も正常にできなくなってしまうため、注意が必要です。