性別や年齢に関係なく、脱毛に興味を持つ人は年々増加していますが、その中には「脱毛＝痛い」というイメージを抱いている人も多いでしょう。ムダ毛をなくしてきれいになりたいと思っていても、痛みが怖くて躊躇している人も少なくありませんが、最新の脱毛は痛みが大幅に軽減されています。

今回のコラムでは、現在の脱毛技術のことにも触れつつ、脱毛の痛みについて解説していきます。痛みが不安で脱毛するか迷っている方は、ぜひ最後までご覧ください。

脱毛に感じる痛みとは？

冒頭でも触れた通り、日本の脱毛技術は年々進化していますが、以前は非常に強い痛みが伴いました。思いっきり引っ張った輪ゴムを弾いた時の痛みに例えられることが多く、鋭い痛みの後、ヒリヒリと熱っぽくなる感覚が残ります。

ただ、痛みの感じ方は部位によっても異なります。体毛が密集している箇所は特に強い痛みを感じる傾向にありますが、反対に密度が低い箇所はそこまで痛みを感じません。

脱毛の種類によって痛みは異なる

脱毛の種類によっても感じる痛みは異なることを理解しておきましょう。今回は主に脱毛サロンで導入されている光脱毛と、医療脱毛クリニックで導入されているレーザー脱毛、ニードル脱毛の3種類について解説します。

光脱毛

現在は光脱毛にも複数の種類が登場していますが、基本的には照射した光が体毛に含まれるメラニンに反応し、毛根に刺激を与えることで脱毛するという仕組みです。現在主流になっている脱毛方法の中で最も痛みが弱く、気軽に施術を受けることができますが、その分出力も弱い傾向にあります。

永久脱毛ではありませんが、施術を繰り返すことで徐々に体毛は生えなくなり、永久脱毛に近い効果を得ることができます。

レーザー脱毛

レーザー脱毛も光脱毛と同様に、毛根に刺激を与えることで体毛を生えなくする脱毛方法です。光脱毛より出力は高いですが、肌トラブルなどを引き起こすリスクも高いため、取り扱うには医師免許が必要になります。

毛深くない女性でも強い痛みを感じることが多く、痛みが原因で脱毛クリニックに通うのを辞めてしまう人も少なくありません。

ニードル脱毛

ニードル脱毛も医療行為に該当する脱毛方法です。毛穴の一つひとつに針を挿し込み、電気を流し込んで脱毛することから電気脱毛とも呼ばれています。

毛周期の関係で、1回の施術で全ての毛穴を処置することはできませんが、電気を流し込んだ毛穴から再び体毛が生えてくる可能性は非常に低いです。日本だけでなく、海外でも永久脱毛に認定されている脱毛方法です。

ただ、今回紹介する三つの脱毛方法の中で最も痛みが強いです。麻酔を使用するという選択肢もありますが、施術部位によってはそれでも強い痛みが伴います。

痛みを感じやすい部位

脱毛で感じる痛みは部位によっても異なります。特に痛みを感じやすい部位を紹介するので、実際に脱毛する際の参考にしてみてください。

VIO

デリケートゾーンを指すVIOは、見た目だけでなく、衛生面や蒸れを改善する目的でも人気が高い脱毛部位です。ただ、身体の中でも特に太く濃い体毛が多く集まっている部位であるため、脱毛時には強い痛みが伴います。

ワキ

VIOと同様、ワキも毛量が多く、痛みを感じやすい部位だと言えます。ただし、ムダ毛がなくなってすっきりするだけでなく、色素沈着による黒ずみ、蒸れによるワキガも解消されるなど、脱毛することで多くのメリットを得ることができます。

男性のヒゲ

顔まわりに生えている体毛は、色素が薄い産毛がほとんどです。強い痛みを感じることなく脱毛することが可能で、肌全体のトーンが明るくなり、化粧ノリも良くなります。

しかし、男性のヒゲは例外で、身体の中で最も痛みを感じやすい部位の一つになっています。毛根の数も多いため、きれいに脱毛するには何度も脱毛する必要があります。

最新の脱毛機は痛みが少ない

光脱毛とレーザー脱毛に共通する痛みの原因は、脱毛時に発生する熱です。瞬間的に高出力の熱が発せられることで、輪ゴムを弾いたような鋭い痛みが感じられます。

しかし、各美容機器メーカーが開発する最新の脱毛機では、「蓄熱式脱毛」と呼ばれる痛みが弱い脱毛方式が徐々に主流になりつつあります。高出力の熱を必要としないため、痛みや肌へのダメージが大きく軽減されることになりました。

一方で、脱毛効果が下がるわけではありません。蓄熱式の脱毛は即効性は高くありませんが、結果的に得られる効果は従来の脱毛方式と変わらないと言われています。

光脱毛の種類

ここからは現在の脱毛サロン業界で使用されている光脱毛の種類について解説します。従来の光脱毛と最新の光脱毛で、どのような違いがあるのかチェックしてみましょう。

IPL脱毛

「IPL脱毛」は最もメジャーな光脱毛で、以前から様々な機種に採用されていました。強力な光を照射することで毛根に熱を与える脱毛方式ですが、出力が高いため、1回1回照射する度に鋭い痛みを感じます。

体毛に含まれるメラニンという黒い色素に反応するため、濃い体毛であるほど高い効果を発揮します。効果が表れるスピードが早く、施術からおよそ2週間ほど経過した時点で、徐々に体毛が抜け始めます。

SSC脱毛

「SSC脱毛」は「クリプトンライト」という特殊なライトと、「ビーンズジェル」という専用の脱毛ジェルを使用する脱毛方式です。

ビーンズジェルには小さな粒が含まれており、クリプトンライトを当ててその粒を弾けさせます。粒に入っている「フィリニーブ」という有効成分が肌に浸透することで、抑毛・制毛効果を発揮するという仕組みです。

IPL脱毛のように高出力な熱で脱毛するわけではないので、痛みや肌へのダメージは大きくありませんが、脱毛効果が低いというデメリットがあります。

SHR脱毛

「SHR脱毛」は先ほど解説した蓄熱式脱毛に該当する脱毛方式です。SHR脱毛方式を採用する脱毛機は年々増加し、国内でも知名度が高まってきています。

刺激を与えるのは毛根ではなく、発毛の命令を出すバルジ領域という器官。強い光を一瞬だけ照射するのではなく、弱い光を蓄積させることで、わずかな刺激でもしっかりと脱毛することが可能になっています。

他にも連射性能が高く、施術時間が短く済むなど、たくさんのメリットがある脱毛方式です。

THR脱毛

SHR脱毛は従来の脱毛方式と比較し、画期的な機能を備えていますが、出力が不安定で、照射漏れなどが起きやすいというデメリットがあります。

そのような弱点を克服した脱毛方式が「THR脱毛」です。基本的な脱毛の仕組みはSHR脱毛と同じですが、安定した出力で光を連射することが可能になり、特筆すべき弱点もありません。

アドラーブルはほぼ痛みがない脱毛サロン！

脱毛には強い痛みが伴うというイメージを持っている人が多いですが、実際は脱毛方法や脱毛機の機能によって大きく異なります。

アドラーブルの場合は、前述したTHR脱毛を採用した脱毛機を使用し、施術を行っております。ほとんど痛みを感じることなく脱毛することができるので、痛みが苦手な方も安心して脱毛していただけます。

また、リーズナブルな料金設定もアドラーブルの特徴です。月額3,300円で全身脱毛を行うことができるため、できるだけコストを抑えて脱毛したいという方にもおすすめです。

もし興味を持っていただいた場合には、お気軽に無料カウンセリングにお申し込みください。